疾病予防・健康づくり(保健事業)
健康スコアリングレポート

2023年度版(2022年度実績分) 当健康保険組合の健康スコアリングレポート

健康スコアリングレポートとは

健康スコアリングレポートとは、健康保険組合の加入者の健康状態や医療費、予防・健康づくりへの取組状況等について、全健康保険組合平均や業態平均と⽐較したデータを“⾒える化”したものです。

政府の『未来投資戦略2017※』を受け、厚生労働省・経済産業省・日本健康会議が連携して、2018年度より健康スコアリングレポートを各健康保険組合に通知しています。

※未来投資戦略2017では、健康保険組合等の保険者のデータヘルスを強化し、加入事業所の健康経営との連携を推進するため、厚生労働省と日本健康会議が連携して、各保険者の加入者の健康状態や健康への投資状況等をスコアリングし経営者に通知する取り組みを行っています。

健康スコアリングレポートの目的

健康スコアリングレポートの目的は、企業と健康保険組合が従業員等の健康に関する問題意識を共有することにより、両者の連携(コラボヘルス※)を促進し、従業員等に対する予防・健康づくりの取組を活性化することです。

※コラボヘルスとは、健康保険組合などの保険者と加入事業所が積極的に連携し、明確な役割分担と良好な職場環境のもと、加入者の予防・健康づくりを効果的・効率的に実行することです。

健康スコアリングレポートの見方

予防・健康づくりの取り組み状況(特定健診・特定保健指導の実施率)

特定健診・特定保健指導の実施率について、全健康保険組合平均や業態平均との比較を示しています。

健康状況

特定健診の結果より、肥満・血圧・肝機能・脂質・⾎糖の5項⽬について、リスク保有者(保健指導判定基準に該当する者)の割合を全健康保険組合平均や業態平均と⽐較して⽰しています。

⽣活習慣の状況

特定健診の問診票の回答結果より、喫煙・運動・食事・飲酒・睡眠の⽣活習慣5項⽬について、適正な⽣活習慣を有している者の割合を全健康保険組合平均や業態平均と⽐較して⽰しています。

医療費の状況

医療費のグラフでは、当健康保険組合の1人あたり年間医療費を⽰しています。

その他参考資料には、男女別・年代別健康状況や喫煙習慣、運動習慣、食事習慣、飲酒習慣、睡眠習慣等のデータが記載されています。

社員の健康づくりに取り組みましょう

少子高齢化の進展等により、労働者の平均年齢の上昇、および健康保険組合における医療費の増加が続いています。こうした中で、企業と健康保険組合による予防・健康づくりの取組が進むことで、従業員等の健康保持・増進につながり、生産性向上や将来的な医療費の適正化に寄与することが期待されます。
健康スコアリングレポートや当健康保険組合の保健事業をぜひご活用ください。