疾病予防・健康づくり(保健事業)
フレイル予防

フレイル防止で定年後も健康寿命を延ばしましょう

5項目のうち、何項目該当しますか?

  • 疲れがすぐ溜まる
  • 半年間で2~3kgの体重減少があった
  • 以前に比べて歩く速さが遅くなった
  • 筋力や握力が弱まった
  • 1週間のうちウォーキングなどの運動を1度もしない

フレイルとは?

「虚弱」ともいい、健康な状態と要介護状態の中間に位置する段階です。
日常生活に支障が出るだけでなく、様々な合併症を引き起こす危険があるため、早めの対処が必要とされます。
また、糖尿病患者はフレイルになりやすく、フレイルを合併すると様々なリスクが高まるといわれています。

フレイルの3要素

身体的
フレイル
ロコモティブ
シンドローム
運動器の障害によって、歩行や座ることが難しい状態。
要介護につながりやすい
サルコペニア 筋肉量が減少し、基礎代謝量が低下する状態
精神・心理的
フレイル
老人性うつ 老年期(65歳以上)の方がうつ病を発症すること。
軽度認知症 将来、認知症になる可能性がより高いこと。
社会的
フレイル
老人性難聴 「音」だけでなく、「言葉」に対する聴力も低下。
閉じこもり 退職等の社会的な絆の弱まりや友人との交流の減少等が原因とされる。
64歳までは 生活習慣病対策 エネルギーを摂り過ぎない
6574歳は 健康状態に応じて 個人差があるため、医師の指示に応じて対応
75歳以上は フレイル対策 エネルギーを積極的に摂る

※体格差、治療の有無等の個人差がありますので、医師の指示に従ってください。

フレイル対策をしませんか


内閣府「令和元年版高齢社会白書」によると、60~69歳の約7割、70歳以上の約5割の方が、労働やボランティア等の社会的活動を行っており、そのうち5割以上の方が「新しい友人を得ることができた」と回答しています。このことからも、社会活動は高齢化社会の生きがいづくりに不可欠であるといえるでしょう。